林業

  1. TOP
  2. 事業案内
  3. 林業
  4. 社有林管理と木材の流れ

社有林管理と木材の流れ

1.育苗

 良質な木材を生産するために、九州電力社有林に植栽する苗木を作っています。当社雨乞岳苗圃にて、過去の経験やデータを活かし、各山林の成長に優れた品種を育成しています。

2.新植(苗木を植える)

 伐採後の未植栽地に苗木を植えます。(2,000~3,000本/ha)
 苗木を植える前には、伐採した木の枝葉などを整理し、苗木を植えやすい状態にします。この作業を地拵え(じごしらえ)といいます。

3.下刈

 苗木を植えてから5~6年間は苗木より周りの植物の成長が早く、植えた木が被圧されて枯れやすくなります。これを防ぐために、苗木の生長を妨げる雑草等を刈り払います。

4.つる切り・除伐

 苗木の高さが周囲の植物の高さより大きくなってからは、潅木やツル・カズラが植栽木を変形させたり、成長を阻害したりするため、これらを取り除きます。
 この作業は間伐を実施するまでの間、継続して行います。

5.枝打

 木の生長にあわせて、枝を一定の高さまで切り落とします。
 枝打ちを行うことで、節のない良質な木材の生産や林内環境の改善を図ります。

6.間伐

 生長した木を間引く「間伐」を行うことで、林内に日光が行き届かせて、残存木の生長を促進します。
 間伐で伐り倒した木のうち、経済的価値の高いものは、市場に出荷します。

7.主伐

 伐期齢(植林後65年程度)に達した立木を伐倒し、収穫する「主伐」を行います。
 主伐後の山林には、森林資源回復や土壌保全のために再度苗木を植林します。

8.出荷

 間伐や主伐により生産された丸太は、市場出荷や集成材・合板メーカーへ売却しています。未利用材をバイオマス発電利用として有効活用しています。

 当社が出荷した木材には、適切な森林管理がなされた森林の林産物であることを証明するFSC®森林認証のロゴマークがついています。
FSC®森林認証について(https://www.q-rin.co.jp/business/forestry/fsc)

  1. TOP
  2. 事業案内
  3. 林業
  4. 社有林管理と木材の流れ